ころばん塾もかくありたい

梅雨入りした途端に如何にもタコにも梅雨らしい日々が続いておりますが、皆様、如何お過ごしでしょうか。ころばん塾は元気です。わずかにのぞいた雨上がりの空を見て、笑顔を作って「どうですか？」と問いかける。そう言えば、拓郎は元気なのでしょうか？


そこに敢えて雨の写真を持って来ないところが小生のへそ曲がりなところでして、はい。



さて、話は変わりますが、1024年6月24日、中世イタリアのグイード・ダレッツォと言うカトリックのお坊さんが楽譜の記譜法を考案しました。これ、そのまま現在でも使われている楽譜の書き方でありまして、ですから6月24日はドレミの日となりました。日本では平安期、賢帝と名高い一条帝の時代、朝廷には優秀な人材が横溢し、宮廷文化は百花繚乱、紫式部が世界初の恋愛大河小説を書き上げ、藤原氏の全盛期を築いた藤原道長(例の「この世をばわが世とぞ思ふ望月の虧たることもなしと思へば」とやらかしたおっさんです)が亡くなっていよいよ武士が抬頭して来るか、と言う時代(ころ)であります。

紫式部が藤原道長の直属の部下となり、オフィスに缶詰めにされて「源氏物語」を書きまくっていた頃より10年ばかり前、清少納言と言う女流コラムニストが「枕草子」と後に呼ばれる事になるエッセイ集を書いています。例えば、真面目で物事を突き詰めて行く紫式部が「JJ」を読んでいたタイプだったとすれば、清少納言は「Fine」とかのギャル系雑誌を読んでいたのではないか、と思われる程、自由奔放な印象なのであります。この二人が宮廷に仕えていた期間は全くズレておりましたので、お互いに面識は無かった筈なのですが、もし二人が知り合いだったら、多分、まあ、間違いなく、仲良くはならなかったのではないでしょうか、と思っております(笑)。



ころばん塾のポートレート ①

随分以前ですが、「私、作る人」とやって怒られたインスタント・ラーメンのコマーシャルがありましたね。基本的に何でも手作り、がころばん塾流。

ころばん塾のポートレート ②

「何れがアヤメかカキツバタ」でございます。イベントの記念撮影でしたので、一瞬だけマスクを外して撮影致しましたが、おかげで良い笑顔の写真が撮れました。蒸し暑い梅雨の時期に一服の清涼剤と言った風情かと思っておりますが、如何でしょう？

ころばん塾のポートレート ③

機能訓練もゲームも音楽教室もますます頑張っております、ころばん塾の日常の一コマでございます。

ころばん塾のポートレート ④

ああ、やっとこのガラスの靴にぴったりの貴女に巡り合えました！では無く、利用者様のクルマ椅子への移乗をサポートする訓練中の一コマであります。「腰の痛さよ、クルマイス、春は霞の日の長さ♩」。


意地でも雨天の写真は載せませんが、花がこれだけ瑞々しいと言う事は、しっかり雨が降っていると言う事です。この時期、雨がちゃんと降ってくれませんと、美味しいお米が収穫れなくなってしまいます。



さて、前出の「枕草子」を読んでみますと、現代は確かに道具立てこそ随分と進歩したようですが、人の考え方や感じ方なんてものは、今も平安時代も大して違わないじゃないか、と思うのであります。

にくきもの(頭に来る事)：「うるさい車を乗り回す人」「モトカノの事を平気で口にする男」
ありがたきもの(有り得ない事)：「姑に可愛がられる嫁」「長く続く女の友情」
みぐるしきもの(格好悪い事)：「昼間からイチャついているブサイク・カップル」
かなしきもの(がっかりする事)：「メッセージの誤送信」等々…等々…



冒頭、一体何故、6月24日と言う日付が出て来たかと申しますと、この日には結構、有名人が生まれておりまして、ジェフ・ベック、中村俊輔、そして誰あらん、小生でございます。何の事は無い、自分の誕生日だからこの日付けを選んだだけ、なのでございます。最後までお付き合い頂きまして有難うございます。これから暫く蒸し暑い日々が続きますが、ご自愛下さいませ。